メディカルファスティング(医療断食)
メディカルファスティングとは
直訳すると「医療断食」。医師の指導の下で無理のない適度な断食を行うことです。
ダイエット効果のほか、疲労やストレスを軽減し、自己治癒力や免疫力が高まり、また記憶力や発想力も高まるので仕事の効率アップや認知症予防にも効果が見込めます。
日常生活で乱れた体内環境がリセットされて体が本来持っていた力が戻る、心も身体も整える治療法です。
現在の病状の回復治療目的や、予防医療として用いられることもあります。
近年、ファスティングがビジネスパーソンに注目されている理由には心身の健康だけではなく、仕事の生産性向上面もあるようです。
ファスティングの効果について詳しくは
当院の別サイトの説明ページへ
当院のメディカルファスティング
16時間断食を基本サイクルとしますが、目的や状態によります。
ファスティング(断食)始めると、立ちくらみや低血糖症状、ひどい頭痛や脱水症状、けいれんなどが起きるケースや、断食後にも諸症状が出ることがあります。
ひとりで断食を行う場合、これらに適切な対応ができずに体調を崩したり、まれに重篤な症状に転じたりと、望ましい結果・効果を得られないことがあります。
また断食中とその前後にどのような生活や食事が適しているか、食事の用意や補給すべきミネラルや栄養をどうするか、など面倒な悩みは尽きません。
医療として行うファスティングは、これらの問題をより安全に解決するサポートを目指します。
当院では、医師による診察で心身や生活環境の状態を確認のうえで、無理のないファスティングをご本人様と一緒に決めていきます。
簡易1日コース、3日、5日、7日コースなどがあります。
- 医療指導
準備期、断食期、回復期について - 栄養管理
その方の心身や生活環境に合った断食食・準備食・回復食やサプリメント、補助食品、薬膳など - 薬の処方
効果や生じる症状を調整する漢方や一般薬など - オンライン医療サポート
電話またはビデオ通話。途中で体調や気分が不安定になった時のサポートオプション
*通常の外来予約で来院いただいたり、緊急往診も可能です(遠距離でない場合)。
できるだけ安心な状態で断食を進めていただきたいと思っております。
ファスティングのリスクがあるケース
以下の方はファスティングを行うとリスクが大きいため、主治医に相談してください
- インスリン治療を受けている方
- 心臓など循環器に病気がある方
- 肝臓や腎臓に重い機能障害がある方
- 妊婦や授乳婦
- 低年齢、高齢の方
- 極端な低体重の方
その他、診察でリスクを感じる症状や状態があった場合、ファスティングを始めるかは個別に相談・判断することになります。
メディカルファスティングについて詳しくはこちら(当院の別サイト)